5月28日、大玉村の「あだたらの里直売所」にて、今年度第1回目の「ふくしま産直倶楽部ミーティング」を開催しました。 県内の農産物直売所や道の駅関係者など約30名が参加し、今年度事業について話し合いました。
今回の意見交換のテーマは「商品交換の実証支援」「合同販売イベントの開催」「県外直売所等の合同視察研修」「ふくしま産直倶楽部ホームページでの情報発信」の4つ。このうち「商品交換の実証支援」では、出荷量の不安定さや輸送品の鮮度管理など現場ならではの課題を共有しました。「桃やシャインマスカット、西洋なしなどの果物類であればぜひ受け入れたい」「できるものから始めてみるのが良いと思う」など前向きな意見も多数ありました。今後、調整やPRを進めていきます。
また、10月頃を目安に、合同販売イベントの開催を企画中です。プレゼント抽選会やイベント企画も盛り込みながら、県内各地の農産物を一堂に集める予定で、「ぜひ参加したい!」という声がたくさん聞かれました。
さらには、道の駅や農産物直売所を日帰りで訪ねる県外視察研修を予定しています。昨年は少し日程を詰め込みすぎたとの反省を踏まえ、「今年はじっくり売り場を見たり、お話を聞いたりしたい」との意見も。視察先のスタッフとの交流も予定しています。
その他、先日開設した「ふくしま産直倶楽部ホームページ」について紹介しました。直売所の検索や、取材記事の掲載など、情報発信の拠点としても期待が高まっています。
参加者からは「どの店も同じような悩みがあるとわかって安心した」「視野が広がってよかった」「次回も参加したくなった」などの感想があり、これからの取組への前向きな空気が感じられるミーティングとなりました。
次回は7月下旬~8月上旬頃に開催し、商品交換の実証に係る進捗報告や、合同イベントの詳細について話し合う予定です。